チャート分析

【重要】FX損切りポイントの決め方

「FXは、どうすれば安定して勝てるようになるのだろうか?」

FXを始めた頃、勝ったり負けたりを繰り返すばかりで、トレードが安定しませんでした。その答えの一つとして言えるのが、「損切り」というキーワードとなります。

FXにおいて「損切り」は、勝ちトレーダーになるために必ず必要な技術であり、損失をコントロールできる唯一の方法となります。

その理由は、FXは勝ち負けの勝率によって勝てるようになるのではなく、勝ちトレードも負けトレードも、すべてを合わせときトータルで勝っているということが重要となるため、損失をコントロールすることは、トレードを結果的に勝率が低くてもトータルで勝ちやすくするためです。

そんな損切りポイントの決め方について考えていきたいと思います。

損切りポイントの決め方

相場から離脱する場所

損切り場所を決める基本的な原則としては、相場の環境認識をしていて、相場の動きから離脱する場所となります。

1、トレンド・ライン

チャートがトレンドを形成していた場合、下図のように赤枠の前回安値を下回らないことになります。それを利用して、前回安値のちょい下を損切りポイントラインとして設定することが可能です。

このポイントのメリットは、前回安値を下回った場合、トレンドのセオリーが崩れることを意味するため、相場が転換する可能性が考えられるということです。どちらにしてもポジションを手じまう必要があるポイントとなります。

2、トレーディングレンジ

下の図の赤枠がレンジとなります。トレードをしているとレンジ相場をよく見かけると思います。一般的にFXチャートの7割がレンジ相場だと言われています。もっと大きな時間足でみると、過去の最高値と最安値の間を行き来しているため、相場そのものがレンジの中にいるとも考えれるのかもしれません。

そのため、赤枠のレンジ内に相場が収まると考えた場合、その枠をブレイクする場所に損切りを置くことが出来ます。

ブレイクを狙って指値注文も集まっている可能性があるため、大きく相場が動いたときに耐えられない損失を出さないためにも、損切りは置く必要のある場所です。

誰もが意識するポイントから離脱する場所

「誰もが意識するポイント」というのは、有名なチャートを形成した場合など、今後の相場の動きがどちらへ動きやすいのかが統計的に分かる場所となります。なぜなら相場は市場参加者の心理により動いているため、誰もが相場の動きを予想出来るポイントでは、市場参加者の期待が相場を動かすためです。

このポイントを意識した場所周辺には、損切りや次のエントリーの逆指値など買いと売り注文が集まっている場所となります。そういうポイントというのは、思惑と違った動きをした場合に急激に相場が動く可能性があります。そのため、誰もが意識するポイントから離脱する場所が損切りを置くポイントとなります。

3、主要な高値・安値

相場は、トレーダー心理を表していることを考えると、主要の高値・安値は相場参加者誰もが意識する場所となります。なぜなら、主要な高値・安値は高い壁の役目を果たす可能性が高く相場は反発し高値・安値の中に納まる可能性が高いからです。
そのため、逆張りや損切りなどエントリーとイグジットが集中していると予想されるため、思惑が外れた場合、大きく相場が動く可能性があるため、損切りを置き、相場の動向を確認してから再エントリーした方がよいからです。

 

4、キリ番(00、000、50)

キリ番とは、レートの数字が「00・000」や「500」などのキリの良い数字という意味となります。キリ番がなぜ意識されるポイントなのかというと、相場参加者が誰でも分かる水平線だからです。それは、相場参加者が任意で引くラインの場合、相場の見方や意識しているポイントにより意識するラインが異なってしまいますが、キリ番は、誰もが分かる水平ラインとなるため、意識されやすくチャートの反発が起こりやすいポイントとなります。そのため、損切りラインとして設定するポイントとしても有効となります。逆に、決済ポイントとしても有効と考えられます。

チャートパターンによる反転と継続ポイント

相場はトレード参加者の心理を反映し形成されます。それを考えると、トレードを学んでいく中で必ず、チャートパターンを学ぶことになり、そのチャートパターンが有名になればなるほど、相場参加者のほとんどが知っているものとなります。それが顕著に表れるのがチャートパターンの形成と言っても良いくらい、綺麗にチャートパターンを形成することがあるんです。これは、相場参加者がこうなるだろうと予想がしやすい為、その心理が相場に反映するためだと思います。これを利用し、損切りポイントとして勝つようすることは有効となります。

5、ダブルトップ・ダブルボトム

 

6、ヘッドアンドショルダー

チャートパターンの中で、反転する場合に形成するヘッド・アンド・ショルダーは、有名なチャートパターンとなります。そのため、意識されるポイントとなるため、相場が反転しなかった場合は、相場が大きく動く可能性があり、損切りポイントとしなければなりません。

7、逆ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーの逆の形をしており、底を形成するパターンとなります。ヘッドアンドショルダー同様に意識されるポイントとなります。

 

 

損切りポイントはエントリー前に決めておく

相場の環境認識により、トレードルールを決めた場合、冷静な心理状態で損切りポイントを判断することが可能です。そのため、損切りポイントはトレードルールに含め、エントリー時に決めておく必要があります。

エントリー前に決めておくメリットは、トレード中の値動きによる心理的影響が及ぼす損切りの決断を鈍らせる要因に影響を受けなくてすむことです。

エントリーした根拠がなくなったら迷わず損切りする

トレードをしていると、トレードのシナリオを立て、損切りポイントも決めていたとしても、相場の動きが予想していたような動きにならなかった場合、迷わず損切りをオススメしています。
この相場の動きが予想していたような動きにならなかった場合とは、例えばエントリー後にトレンドからもみ合いや調整などでレンジとなった場合などです。どちらへ相場が動くのかが分からなくなった場合は、例え損切りポイントに達していなくても、一度エントリーを手じまいするのが良いと思います。

なぜなら、1回のトレードに固執する必要はないからです。
一旦手じまいをすることにより再度、相場環境を見直しトレードシナリオを立て、エントリーし直せば良いと思います。

損失から学ぶ

FXトレードをするということは、必ず損切りがあります。
これはいわゆる経費のようなものです。商売をしていた場合も同じで、商品を仕入れて売るという行為は、仕入れるときに支払いが発生します。FXの損切りも同じイメージとなります。

そんな避けられない損失を生かし、損切りからいかに学ぶかが重要となります。
損切り場所は、もう一方ではエントリー場所にもなり得ります。
そう考えると、損切りを検証していくことは、エントリー場所を検証するのと同じことかもしれません。

まとめ

上記で説明したとおりですが、損切りの重要性を認識頂けたと思います。なぜなら相場が離脱する場所は、損切りポイントでもあり、裏ではエントリーポイントでもあります。相場では、買っている人がいれば、必ず売っている人がいます。それは見ている時間軸やトレード時間帯、環境認識、トレード手法などさまざまだからです。
そう考えると、損切りを置かなかった場合、損失額がどんどん膨らんでいくという仕組みも理解できると思います。

損切りは自分の資産を守るために重要な行為で、トータルで勝つ為には必須となります。

FXの勝ちトレーダーになるために、本当に大切なのは負けをどれだけコントロールできるのかなのかもしれません。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です