ファンダメンタルズ

【2,000pips以上の値動き】コロナショックによる為替への影響

FXトレードをする上で、チャート分析以外に注意が必要な内容を今回はご紹介いたします。

チャートは、世界経済に影響を与えるような出来事が起こった場合、予想が出来ない値動きが発生することがあります。突然の出来事の場合は対応が難しいですが、日ごろのニュースなど、世界経済を確認しておくことで対応できることもありますので、世界経済などに影響を与えるような出来事をチェックすることは、FXトレードを行う上で重要な要素となります。

過去の出来事でいうと、2008年10月に起こったリーマン・ショックのような出来事が有名ではないでしょうか。

今回は、2020年に入って中国で起こった新型コロナウイルス(COVID-19)により世界経済に影響を及ぼしているため、為替への影響について確認していこうと思います。

新型コロナウイルスによる市場への影響

日本をはじめ世界中で感染者を確認(2月末現在)

この新型コロナウイルスは日本でも感染者が出始め、世界中の国で感染者が確認され、連日のニュースはこの話題で持ち切りとなりました。

感染源である中国での感染者は日に日に増え、2020年2月29日現在では、感染者が7万9251人となり、死者は2835人にものぼり、感染拡大が深刻な状況となっています。日本国内での感染が確認された人は、946人です。

世界経済への影響

この状況を受け、世界経済は株価急落などに見舞われており、為替相場にも大きく影響を与えています。

2月20日のニューヨーク外国為替市場では、10か月ぶりとなる1ドル112円台となり、安全資産だといわれる円が売られた。

2月28日の東京外国為替市場では、感染拡大の懸念から主要通貨のドルが売られ、円相場は一時1ドル108円台まで円高が進みました。


(※DMMFXチャート引用)

2月24日から2月28日のダウ平均の週間下落率も12%を超え、過去最高の下落率のリーンマン・ショック直後の下落率に次ぐ大きさとなっています。

為替相場は大荒れ!ジェットコースターのような動き(4月末現在)

上記の2月25日時点での相場から、続けて相場の変動を下記に添付しますが、今までに見たことも無いほどの乱高下をしており。まるでジェットコースターのような相場となりました。
わずか1ヵ月足らずでの値動きの幅は、上下2,000pipsを超えております。

値動きの幅はFXトレードをする上では有利となるはずですが、この値動きには私は手も足も出ず、傍観して終わりました。

今後も同様に、予想もしない値動きをする可能性が高いですので、トレードされる際には、ストップを必ず設定して、リスクを限定したトレードをするべき場面だと思いますので、自己責任でトレードして下さい。


(※DMMFXチャート引用)

※大きく相場が動くので、ついつい利益を大きくとれる気になって、無理なエントリーをしないよう気を付けて下さい。

その思いは、負ける可能性の方が高いトレードの可能性がありますから。

為替変動の原因について、製造業PMIから分かる中国が世界に与える影響力

今回特に感じるのが、中国が世界経済に大きな影響力があるということでしょうか。

2月29日に中国び製造業活動を図ることが出来る指標となるPMIが中国国家統計局から発表となり、中国の2月の製造業購買担当者景気指数PMIは先月の50.0から大きく下げ、35.7でした。(市場予想は45.0)

製造業購買担当者景気指数PMIとは

製造業の景気判断指標とされており、一般にPMIの数値が50を上回ると改善と判断され、50を下回ると悪化と判断される。

製造業PMIが大きく下がった原因としては、春節(旧正月)の連休後に中国政府が、コロナウイルスの対策を講じ移動制限などを行ったため、人手不足により工場が再開できなかったなどがある。

世界経済に大きな影響を与えたのは、コロナウイルスが世界に広がったためというのが一番かもしれませんが、そのほかにこの中国のPMIが関係しています。

世界中の企業は、中国を生産拠点にしたりサプライヤー(部品供給会社)が中国であるなど、なにかしら中国が関係していることが多く、中国の生産停止や遅延がかなりの影響をしたと考えられます。

20年前、SARSが流行った時よりも世界に与える影響が大きくなっており、それだけ中国の影響力が強くなったということを感じますよね。

 

今後の為替相場にもまだまだ影響がありそうですので、注意が必要です。

新型コロナウイルスの状況(4月末現在)

コロナウイルスから3か月

2月の時点でもかなりの感染者数となっており、世界中で感染拡大が深刻な状況となっておりました。(2020年2月29日現在:世界での感染者が7万9251人、死者は2835人、日本国内での感染者946人)

しかし、4月に入り状況は更に深刻となり、4月21日現在の感染者は世界で2,425,732人、死者は168,688人、日本国内での感染者は11,118人にものぼっております。

この感染者の増え方を見ると、感染拡大の勢いが予想を遥かに上回る強さだということが分かってもらえると思います。

日本では、全都道府県に特別措置法に基づく緊急事態宣言が拡大され、不要不急の外出自粛が叫ばれ、空港の入国制限や企業がテレワークをしたり、休業したりと経済にも大打撃を与えている状況となっております。

仕事も重要ですが、なによりも命には代えられません。感染に怯える生活を送っている方がほとんどの状況だと思いますが、この異常事態を乗り切れるよう皆さんも感染には気を付けてお過ごしください。

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