【トレード記録】2021/5/7 米)雇用統計
普段は米国雇用統計ではリスクが高いため、トレードを見送るようにしておりましたが、今回の値動きが久々に大きかったですので、エントリーをしてしまいました。
結果は、9pipsの負けですが、参考になればと思います。
2021/5/7 FXトレード記録
米)雇用統計の結果
- 非農業部門雇用者数変化[前月比]
結果:26.6万人 予想:97.8万人 前回:91.6万人
- 失業率
結果:6.1% 予想:5.8% 前回:6.0%
非農業部門雇用者数の結果を見て驚きましたが、こんなにも予想が外れることがあるんですね。。。
まあ、コロナ禍で異常事態であるのは間違いないですが。
チャートの反応
USD/JPYの1分足ですが、雇用統計の発表を受けた瞬間に一気に反応し下落しました。
このチャートを見て思いますが、もし買いポジションを持っていたとしたら、メンタルやられちゃいそうですよね。
FXは一気に利益を稼ぐことを狙うとトータルでは勝てませんので、ギャンブルトレードを狙ったエントリーはやはり避けてた方が健全だと思います。
一気に稼がなくても、20pipsくらいをコツコツ狙った方が、トータルでは絶対勝てます。
ではトレードを振り返ってみたいと思います。
米)雇用統計発表についてのポイント
- 日本時間21:30発表(夏時間)
- 非農業部本雇用者数
- 失業率
- 最も重要な経済指標のひとつ
- 事前予想と大きく乖離した場合は為替相場が大きく動く
トレード計画の基本ポイント
- 雇用統計発表時にポジションを持たないこと
- エントリーは戻り売り・押し目買い以外しないこと
- スプレッドが開く可能性があるため落ち着くのを待つ
- 急激な値動きにつられたエントリーをしない
- 逆張りに期待したエントリーをしない
- ポジションを持つ際には相対するポジション保有者の気持ちを考える
- 2連敗したら今日はトレードを辞める
- 利食いは20pips前後
雇用統計発表前のチャート状況
▼USD/JPY[4H] → 戻り売り
- 前回安値を更新しており、下降トレンドになっている
- 直近高値と安値にフィボナッチをを当てると61.8で反発しており、戻り売りポイントのように見える
▼USD/JPY[1H] → レンジ109.000ブレイクからの戻り売り
- 109.450付近で4回戻されているが、キリ番109.000と200MAがあり下支えしているようにも見える、レンジ相場
▼USD/JPY[M5]
雇用統計発表時のチャート状況
トレードを検討
雇用統計の発表結果により、チャートは大きく下落しました。
リアルタイムで見ていると、チャートの値動きにつられ、スキャルピングをしたい衝動に駆られすぐ売りでエントリーをしたくなりますが、すぐに刈られる可能性が高いです。
ですので、指標発表直後は絶対にエントリーはしちゃダメです!
指標発表直後はエントリーしてはいけない理由
- 利益確定による急激な戻りが入る
- スプレッドが異常に開く
発表時には、大きなお金を動かしているトレーダーなどの利益確定が入り、チャートは必ず戻りがあります。
そして、スプレッドも以上なほど開きます。
スプレッドが極狭などでFX会社を決めてトレードしている人も多いと思いますが、雇用統計などの指標発表時などはスプレッドが大きく開いていますので、エントリーした瞬間に大きな含み損を抱えることになってしまう可能性が高いです。
戻り売りを狙う
雇用統計のような最重要となる指標発表の日は、トレードを見送りが良いかもしれません。
トレードに慣れていないトレーダーは、異常な動きに翻弄され思いがけない大けがをする可能性が高い日です。
それでも、通常より大きく利益を狙える日でもありますので、トレーダーするなら、エントリーは基本中の基本である、エントリーするなら押してから・戻してからでなければなりません。
トレード①
エントリー
- エントリー :23:15 USD/JPY 108.661売りエントリー
- 利益目標 :108.440(直近安値付近 +22pips)
- エントリー根拠:戻り売り狙いで待っており、戻りを見せていた中、M5足でフィボナッチ38.2%で2回反応しており、3本目で売り狙いを仕掛けた。
- エントリーのメリット:損切り位置を狭く出来る。(エントリーの根拠としていたFB38.2で戻らなかったらトレードを見直す)
決済
- FB38.2%では戻らず上昇したため、当初予定していたFB38.2%のちょい上に設定していた損切りポイントで決済
マイナス9pips
トレードを終えて
結果は負けてしまいましたが、やはり重要指標の後の値動きは面白いですね。
戻りや押し目を狙うのにチャートの動きが早いので、トレード目標のポイントまで行くのがあっという間で考える時間が少なくなってしまうのが、難しい理由のひとつのように感じます。
まだまだ特訓が必要ですね。
雇用統計について
雇用統計とは
雇用統計とは、景気の判断が出来る雇用情勢を調べた経済指標です。
特にアメリカの雇用統計は、FXでもっとも重要で注目されており、発表時には大きく値が動くことがあります。
米国雇用統計が重視される理由
アメリカのGDP(国内総生産)は世界一位です。そのアメリカは7割が個人消費で占められているため、個人消費の増減が経済に影響を与えやすい傾向にあります。そのため、失業率が低く、非農業部門雇用者数が増えれば、景気が良いと判断出来ます。