基礎用語

FX(外国為替証拠金取引)用語集

FX(外国為替証拠金取引)には、専門的な用語がたくさんあります。
ここでは、FXを学んでいくにあたり覚える必要があるものを中心にメモとして残していきます。
みなさんも分からない用語があれば下の「もくじ」から用語にジャンプ出来ますので、活用してみてください。

FX基本用語

FX(外国為替証拠金取引)とは

FXとは、外国為替取引の英略で「Foreign Exchange」の頭文字をとってFXといいます。世界中の通貨の為替レートの変動を利用し、交換・売買をして差益を目的とした金融商品です。

FX市場の取引時間帯とは

外国為替市場では、土日を除き世界各地で取引が行われています。そのため24時間取引が可能となるため、サラリーマンなど会社から帰宅後から夜中でも取引が可能となります。
これは、株式投資と違いFXの魅力のひとつです。

東京市場    :9時~17時
ロンドン市場  :16時~2時
ニューヨーク市場:21時~6時

FX通貨記号とは

通貨をアルファベット3文字の略称で表示しますので、覚える必要がありますが、よく使う通貨は見慣れれば一目で見分けがつくようになります。

JPY:円
USD:米ドル
EUR:ユーロ
GBP:英ポンド
AUD:豪ドル
NZD:ニュージーランドドル
CAD:カナダドル
CHF:スイスフラン
CHN:中国
TRY:トルコリラ
ZAR:南アフリカランド
SGD:シンガポールドル
HKD:香港ドル
KRW:韓国ウォン

通貨取引量

▽USD(米ドル)
国際通貨の中心となっており基軸通貨と呼ばれています。世界中の取引で使用されており、その取引量は約40%を占めています。そのため取引量は世界NO.1です。

▽EUR(ユーロ)
ユーロ圏で使用される通貨で世界で2番目に多い取引量となっております。

▽JPY(円)
ご存じのとおり日本の通貨となりますが、なんと取引量は世界で3番目の通貨となっております。

出典:三井住友アセットマネジメント
(出所)BIS(国際決済銀⾏)のデータを基に三井住友アセットマネジメントが作成

通貨ペアとは

通貨ペアとは、FX取引で売買する2国の通貨の組み合わせのことです。
例えば、「USD/JPY」は、米ドルと円の2国の通貨をさしており、「/」で区切りペアとして表します。
左側を「基軸通貨」と呼び、購入する通貨を意味しています。
右側を「決済通貨」と呼び、売買する通貨を意味しています。
つまり、「USD/JPY」の取引は円でドルを売り買いするということです。
FXで取引量の多い通貨ペアは、やはり米ドル/ユーロ、米ドル/円などとなっております。

出典:三井住友アセットマネジメント
(出所)BIS(国際決済銀⾏)のデータを基に三井住友アセットマネジメントが作成

メジャー通貨・マイナー通貨とは

▽メジャー通貨


外国為替市場で取引量が多く、流動性が高い通貨のこと。
米ドル、ユーロ、円、ポンドなど。

▽マイナー通貨


外国為替市場で取引量が少なく、流動性が低い通貨のこと。
南アフリカランド、トルコリラなど。

為替相場(為替レート)とは

為替相場とは、外国為替市場に異なる通貨が売買される際の交換比率。

スプレッド(手数料)とは

スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の希望価格の差。FX業者により異なり、スプレッドは実質的に手数料となります。そのため、スプレッド幅が小さいほど有利に取引ができます。

(※出典:DMMFX)

インターバンク市場(銀行間取引市場)とは

金融機関などの限定された市場参加者が資金の運用と調達を行う市場のこと。中央銀行を含む銀行のほか、信用金庫、証券会社、保険会社、短資会社などが参加している。
為替レートを決める基となっている。

スワップポイント(金利差調整分)とは

スワップポイントとは、2国間の金利差から得られる利益のこと。

スワップポイントは毎日受け取れます。そのためコツコツとスワップポイントを受けとるというのも戦略のひとつです。しかし長期間の保有をする場合は、為替レートの変化にも注意が必要なため、戦略を考えてトレードすることが必要です。
また、スワップポイントは逆に高金利の通貨を売った場合、金利の支払いが発生するため長期間の保有の場合は注意が必要となります。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、持っている通貨を売買することによって得られる利益のこと。

レバレッジとは

レバレッジとは、テコの原理のことです。少ない証拠金でも、このレバレッジを利用することで何倍もの金額の取引が可能となります。そのため、レバレッジはFXで最大の武器と呼ばれています。
少ない証拠金で大きく利益を出すことが可能となります。
しかし、逆に損失が出た場合も大きく資金を失う可能性がありますので、いわば「諸刃の剣」なのかもしれません。

証拠金とは

証拠金とは、FXでトレードをするのに必要な担保となります。
FXは少額から始めらることで有名です。これは上記でもご紹介したレバレッジがあるからです。

例えば、USD/JPYのレートが1ドル/100円だったとします。

レバレッジ1倍で1万通貨取引
1ドル/100円 * 1万通貨 = 証拠金100万円必要

レバレッジ25倍で1万通貨取引
1ドル/100円 * 1万通貨 = 証拠金4万円必要

強制ロスカットとは

FXでは、取引中に自分の予想をしていた方向と逆に相場が動いた場合、損失が発生してしまいます。
その際、放っておけば更に損失が発生する可能性があり、最悪の場合取り返しのつかないくらいの損失が発生してしまいます。そこで、もし損失が発生した場合に、これ以上損失が拡大しないように、FX会社が強制的に取引を決済し終了させるシステムがロスカットです。

損切りとは

損切りとは、取引中に自分の予想をしていた方向と逆に相場が動き損失が発生した際、これ以上損失が拡大しないように自ら取引を決済すること。
FXにおいて「損切り」は一番重要な行動である。大きな利益を得るためには欠かすことが出来ない行為であり、トレーディングを長く続けるには必須となります。損失をコントロールできればプロトレーダーの負け方が出来ることと同じです。

損切りは、取引において必要経費である。

FXチャートに関する基本用語

ローソク足チャートとは

ローソク足チャートは、その名の通り形状がロウソクに似ていることからきています。考案者も日本人ということもあり、日本では活用者が一番多いチャートとなります。現在では、海外でも広く使われています。

ローソク足は、一定期間(月足、週足、日足、1時間足な)の値動きを表している。
ローソクの形を見るだけで、始値・終値・高値・安値の価格情報が一目でわかるようになっており、大変活用しやすいチャートとなります。

●始値(はじめね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の最初に提示されたレート

●終値(おわりね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の最後に提示されたレート

●高値(たかね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の中でもっとも高い値段で提示されたレート

●安値(やすね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の中でもっとも安い値段で提示されたレート

バーチャートとは

バーチャートは2種類あり、4本値(始値・終値・高値・安値)と3本値(終値・高値・安値)があります。
欧米でよく使われているチャートとなります。
ローソク足に比べ、チャートがシンプルなため、高値と安値を基準としたトレンドラインが引きやすく、高値・安値を重視して取引する場合は、使いやすいチャートとなります。

●始値(はじめね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の最初に提示されたレート

●終値(おわりね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の最後に提示されたレート

●高値(たかね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の中でもっとも高い値段で提示されたレート

●安値(やすね)
ローソク足期間(月足・週足・日足・時間足など)の中でもっとも安い値段で提示されたレート

ラインチャートとは

ラインチャートは、価格の終値に注目したチャートとなります。大変シンプルの表示となるため視覚的にトレンドを見分けやすいチャートです。

平均足チャートとは

平均足チャートは、価格のトレンドが視覚的に分かりやすいチャートとなります。ローソク足チャートに似てますが、平均足チャートは、始値に直前の平均足の平均値を使用します。

FXトレードに関する基本用語

スキャルピングとは

スキャルピングとは、超短期で取引するトレードスタイルのことです。トレード期間は数秒~数分となり、小さな値幅をコツコツ取る取引手法となります。

デイトトレードとは

デイトレードとは、注文と決済を当日中に終わらせるトレードスタイルのことです。トレード期間は1時間~数時間となり、短期のトレード手法で1回の取引で20~50pipsぐらいの値幅をとる手法となります。

スイングトレードとは

スイングトレードとは、中期的なトレードスタイルのことです。トレード期間は数日~数週間となり、1回のトレードで大きな利益狙う手法で50~数百pipsぐらいの値幅をとる手法となります。

上昇トレンド・下降トレンドとは

トレンドとは相場の流れのことで、FXチャートで上方向に進んでいるチャートのことを「上昇トレンド」、下方向に進んでいるチャートを「下降トレンド」といいます。
逆にトレンドの出ていない、横ばいのチャートを「レンジ」といいます。

取引をするにあたり、トレンドを把握することは最初に行う作業といえるほど重となります。

トレンドラインとは

トレンドラインとは、トレンドを規定している重要な支持線や抵抗線のことを言います。トレンドラインは相場分析の基本となり、相場の方向性を知るためには欠かせないものとなります。

サポートライン・レジスタンスラインとは

サポートライン(支持線)とは、下落してきたレートが反転したポイントの安値どうしを結んだ水平線のことです。

レジスタンスライン(抵抗線)とは、上昇したレートが反転したポイントの高値どうしを結んだ水平線のことです。

順張り・逆張りとは

順張りとは、相場のトレンドの方向に取引すること。
上昇トレンドの場合は買いで取引し、下降トレンドの場合は売りで取引する。

順張りの取引は、相場のトレンドに逆らわず相場の流れにのるトレードのためリスクが少なく、FXの基本的なトレード手法のひとつです。

逆張りとは、相場のトレンドの方向とは逆に取引すること。
上昇トレンドの場合に売りで取引し、下降トレンドの場合に買いで取引する。

逆張りは、相場が買われ過ぎや売られ過ぎ、レンジ相場などでエントリーしたりと、エントリータイミングが難しく、トレンドに逆らっての取引となるため、初心者にはオススメ出来ません

押し目買い・戻り売りとは

押し目買いとは、上昇トレンド中に調整の為に下落し、再び上昇に転じるポイントを狙ったトレード手法です。
トレンドに沿ったエントリーポイントとなるため優位性があります。

戻り売りとは、下降トレンド中に調整の為に上昇し、再び下落に転じるポイントを狙ったトレード手法です。
押し目買い同様にトレンドに沿ったエントリーポイントとなるため優位性があります。

ポジポジ病とは

ポジポジ病とは、初心者が陥りがちな症状で、とにかく取引を繰り替えし、根拠もなくポジションを持つことです。

FX経済指標用語

経済指標とは

経済指標とは、各国の政府や経済関連の中央省庁が発表する経済の状況を数値化した指標です。一般的に相場はその国の経済状況に応じて変化するため、経済指標は将来のレートの方向性を予測するのに役立つため、ファンダメンタルズ分析の中では最重要視されております。

相場への影響は、指標発表時に予想値との差が大きい場合、相場が大きく動く可能性があります。逆に予想値との差が小さい場合は相場が動くことは少なくなります。
しかし、予想値との差が大きい場合でも、市場では既にレートに織り込まれている場合もあり、その場合は相場に変動は少なくなることが多いです。

◆重要な経済指標
●米国雇用統計:★★★★★
(非農業部門雇用者数・失業率)
 毎月第一金曜日21時30分(冬時間22時30分)に発表

●GDP(国内総生産):★★★★☆
 四半期(3か月)毎の年4回発表

●小売売上高:★★★☆☆
 毎月中旬

●鉱工業生産指数:★★★☆☆
 毎月中旬

●金融政策:★★★★☆
(FOMC政策金利発表・議事録公表)
 約6週間毎の年8回開催

ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズとは、「経済の基礎的要因」と訳され、国際的な景気や経済状況、各国の政策金利動向や経済指標、要人発言などを分析した中長期的なトレードに向いている分析となります。
分析するにあたり、FXは2国間における通貨ペアで取引をするため、その国や世界中の通貨価値のバランスを分析することが重要となります。

為替介入(外国為替市場介入)とは

為替介入とは、通貨当局が為替相場に影響を与えるために売買を行うこと。相場の急激な変動を抑え安定化を図る目的で行われる。
日本が単独で行う場合を「単独介入」、欧米など各国との合意のうえ、一緒に行う場合を「協調介入」と呼びます。

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